悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

肉離れイメージ

全力で走ったら、ブチッやバチッと音がして痛みが出てきた
地面に足を着くたびに電気が走るような、ビリッとした激痛がする
運動中にダッシュをしたら、激痛が走って歩けなくなった
こむらがえりだと思っていたら、なかなか痛みが引かない
ズキズキと痛んで力が入らない

肉離れは太ももやふくらはぎに多いイメージですが、上記のようなお悩みがどこにでも起こり得ます。また、スポーツ中だけでなく、日常生活の中でも肉離れを発症する可能性があります。

肉離れで知っておくべきこと

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肉離れとは、スポーツなどで強い力がかかることが原因で、筋肉が部分的に断裂する保険適用可能な怪我です。医学的には「筋挫傷」と呼ばれます。好発年齢は高校生頃から徐々に増加し、20代や30代になると肉離れのリスクがさらに高まります。

特に、ふくらはぎや太ももなどの下半身の筋肉に起こることが多く、肉離れが発生すると断裂部位に痛みが生じ、通常どおり歩くことが難しくなる場合があります。また、断裂部位に触れるとへこみを感じることもあります。

肉離れは、筋肉が伸ばされた状態で収縮しようとする際に生じることがあり、急に走り出す、突然止まる、ジャンプして着地するなどの動作で起こることが多いです。

症状の現れ方は?

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典型的な症状として、肉離れを起こした瞬間に『ブチッ』や『バチッ』といった筋肉の断裂音が聞こえる場合があります。その直後から、痛めた筋肉に強い痛みが生じ、歩行が困難になることが多いです。ただし、肉離れの際に必ず断裂音が聞こえるわけではありません。

また、肉離れを起こした部分を押すと強い痛みがあり、筋肉を曲げ伸ばしして収縮運動を行うと、さらに痛みが強くなることがあります。時間が経つにつれ、損傷した部分に腫れや皮下出血(あざ)が現れることがあります。損傷の程度によっては、見ただけで筋肉の切れた部分がへこんでいるのが分かる場合もあり、触れるとそのへこみを確認できることもあります。

その他の原因は?

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肉離れは、筋肉の過剰な収縮や伸張によって起こる筋肉の損傷です。特にスポーツ競技中に発生することが多く、ハムストリングスや内転筋、下腿三頭筋といった下半身の筋肉での発生がほとんどです。筋挫傷との違いは、相手との接触による損傷かどうかという点です。この違いを覚えておくことが大切です。

発生の仕組みを具体的に説明すると、急なダッシュやストップ、ジャンプからの着地といった動作の際に多く発生します。また、筋肉疲労の蓄積、加齢、ウォーミングアップの不足なども肉離れを引き起こす要因とされています。日頃からストレッチを取り入れるなど、予防を心がけることが重要です。

ストレッチについては、毎日約3か月間続けることが推奨されています。ただし、短時間で無理なく続けることが重要です。10~15分行うことを目指すのではなく、5分未満でも無理なく取り組める内容にすると続けやすくなります。コツコツと頑張りましょう。

肉離れを放置するとどうなる?

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肉離れを放置してしまうと、血腫や瘢痕組織が形成され、しこりや張り感などの違和感を感じることがあります。肉離れを起こした後に適切な処置を行わなかった場合や後遺症を放置してしまうと、筋肉に負担がかかり、再度肉離れを起こしやすくなります。

また、適切な施術を受けないまま後遺症を残した状態で日常生活やスポーツを行うと、肉離れを起こした部位に過度な負荷がかかり、再発する可能性が高まります。

さらに、その負荷を庇うことで他の部位に負担がかかり、結果として負荷が積み重なっていきます。そのような状態が続くと、他の部位でも肉離れが起こったり、肉離れ以外の怪我につながる可能性も考えられます。

当院の施術方法について

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肉離れは、筋肉の繊維が部分的に断裂する怪我です。筋肉は骨を動かし体を支えるために不可欠な組織で、この繊維が過度のストレスや急激な動きによって引き伸ばされると、断裂することがあります。

肉離れは、筋肉の種類や断裂の程度によって症状が異なります。軽度の場合は筋肉の痛みや腫れにとどまりますが、重度の場合は歩行困難や活動制限が生じることもあります。

当院の施術方法には、筋肉の緊張を和らげるマッサージや筋肉の活性化に役立つ電気刺激療法などが含まれます。これらの施術は、痛みの軽減と筋肉の回復を目的としており、患者様の早期回復をサポートすることが期待できます。

肉離れの施術後は、患部の筋肉を徐々に回復させるストレッチを行います。また、日常生活での動作や姿勢の見直しにも焦点を当てています。これにより、肉離れのリスクを減らし、健康な体を維持するためのサポートを提供しています。

改善していく上でのポイント

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肉離れの応急処置には、RICE原則(Rest, Ice, Compression, Elevation)が有効とされています。これは、患部を安静に保つこと、冷却すること、圧迫包帯を施すこと、そして患部を心臓より高い位置に保つというステップを含みます。これらの処置は、痛みや腫れの軽減が期待され、回復を促進するために重要です。特に、怪我直後の対応がその後の回復過程に大きく影響を与える可能性があります。

肉離れ直後は、まず患部を安静に保つことが大切です。無理に動かすと症状が悪化する可能性があります。また、直後に患部を冷却することで、痛みや腫れの軽減が期待されます。氷や冷却パックを布で包み、患部に15~20分間当てることを1日に数回行うと良いとされています。なお、直接氷を肌に当てると凍傷のリスクがあるため、必ず布で肌を保護することが重要です。