眼精疲労


こんなお悩みはありませんか?
最近、近くのものが見づらくなった
首や肩のこりがひどい
夜更かしすることが多い
ストレスが溜まっている
食事の栄養バランスがとれていない
パソコンやゲームなどをよくする
天気が良い日でも、サングラスをかけることは少ない
エアコンの効いた場所にいることが多い
当てはまる項目が1~3個の方は眼精疲労リスク「中」、4個以上の方は眼精疲労リスク「大」の可能性があります。当てはまる項目が多かった方は生活習慣を見直してみましょう。また、気になる症状があれば早めに接骨院または眼科にご相談ください。
眼精疲労についてで知っておくべきこと
眼精疲労と一口に言っても、その症状が起こる原因はさまざまで、病気が隠れている場合もあります。
一つ目はドライアイです。目の表面の潤いを保つ涙の量が減ることによって目が乾燥し、感染症を引き起こすこともあります。眼精疲労を訴える方のほとんどは、ドライアイであることが多いです。
また、白内障では視界が白く濁ることによって目の筋肉を過剰に使うことがあり、緑内障では視野が狭まることで見えない部分を補おうとすると眼精疲労が起こりやすくなります。
さらに、風邪や高血圧、更年期障害などの影響で頭痛や目の奥の痛みが起こり、それが眼精疲労に繋がる場合もあります。
症状の現れ方は?
眼精疲労による症状は様々です。
目が疲れる、しょぼしょぼして視界がぼやけたり、目が重だるく感じたりすることがあります。他にも痛みを感じたり、充血が起こったり、目が乾きやすくなったり、普段より光が眩しく感じたりすることもあります。
また、眼精疲労によって精神的ストレスを感じることがあり、その影響で肩こりや頭痛、場合によっては吐き気などが起こることもあります。毎日テレビやパソコン、スマートフォンなどで長時間画面を見続けることが繰り返されると、眼精疲労を感じやすくなります。
さらに、メガネやコンタクトレンズを着用した場合、目に負担がかかることがあります。そのため、つけっぱなしにせず、定期的に外して目にかかる負担を取り除くことが重要です。
その他の原因は?
眼精疲労の主な原因は以下のようなものが挙げられます。
1. 長時間のスマホやパソコン等の電子機器の使用
パソコンやスマートフォン、タブレットの画面を長時間見つめることが主な原因の一つです。特にブルーライトが目に負担をかけます。
2. 適切ではない照明
部屋が暗い、または明るすぎる環境で作業を行うと、目に負担がかかります。
3. 姿勢の悪さ
パソコン作業中の姿勢が悪いと、目だけでなく首や肩にも負担がかかり、それが目の疲れにつながることがあります。
4. ドライアイ
エアコンなどで室内が乾燥していると、目も乾燥しやすくなります。また、まばたきの回数が少なくなることも原因です。
5. 視力の問題
視力が低下している場合や、適切な矯正がされていないと、目が疲れやすくなります。
これらの原因を知った上で、予防するためには日常の中でできるだけ目を保護し、眼精疲労を予防するための対策が必要です。
眼精疲労を放置するとどうなる?
眼精疲労は疲れ目がさらに進行した状態で、症状が重くなることがあります。目がかすむ、目が重い、充血する、目の奥の痛み、ドライアイ、まぶたが開きにくくなるなどの症状に加え、頭痛や肩こり、吐き気、不眠、食欲や集中力の低下、全身の倦怠感や軽いうつ状態など、全身症状を伴うこともあります。
眼精疲労の原因としては、長時間同じものを見続けること、パソコンやスマートフォンのブルーライト、ドライアイ、度数が合っていないメガネやコンタクトを使用することが挙げられます。
また、眼疾患の発症リスクが高まるほか、睡眠の質が低下するなどの症状も考えられます。個人差はありますが、これらが日々の生活に支障をきたす恐れもあります。
こうならないためには、適度に目を休めたり、目を温めるなどの予防が大切です。パソコンやスマートフォンを使用する際は、ブルーライトカット眼鏡を利用する、寝る直前までスマホを見ないなどの工夫をし、目を守ることが重要です。
当院の施術方法について
当院では、ドライヘッド矯正と鍼施術の2つをオススメしています。
【ドライヘッド矯正】
ドライヘッド矯正は、頭皮マッサージやツボの刺激をメインに行う施術です。この施術は、深いリラックスを促進し、疲労回復やストレス軽減を目指します。
頭皮には眼精疲労に効くツボが多く存在しており、ドライヘッドによって頭皮・額・首・肩などのツボを刺激することで、眼精疲労やそれに伴う頭痛やコリ、頭の浮腫、自律神経の乱れなどの症状の軽減が期待できます。
【鍼施術】
鍼施術は、鍼を使って筋肉をほぐすことで血流が促進され、眼精疲労の軽減が期待できます。特に、後頭下筋群と呼ばれる首の後ろのツボを刺激することが眼精疲労の軽減に効果が期待できます。一見、目には関係ない場所に思えますが、後頭下筋群が硬くなると血管や神経を圧迫するため、鍼による刺激が最適です。
また、鍼は自律神経を整える効果が期待できます。鍼を行うことで呼吸に関する筋肉が調整され、呼吸器官から脈拍、消化機能にも影響を与え、自律神経の調整が期待できます。
改善していく上でのポイント
1つ目は、意識的にまばたきを多くすることです。
パソコンやスマートフォンの画面を長時間集中して見ていると、無意識のうちにまばたきの回数が減り、目が乾燥してしまいます。意識的にまばたきを増やすことで、目の乾燥を防ぐことができます。
2つ目は、画面の明るさを適切に調整することです。
パソコンやスマートフォンの画面の明るさは、目にかかる負担を軽減するために適切に調整することが重要です。明るすぎる画面や暗すぎる画面は目に負担をかけるため、適切な明るさに設定することをおすすめします。
3つ目は、1時間に1回目を休ませることです。
1時間に1回、1分間目を閉じることが、目にとって非常に良い効果をもたらします。これによって目の疲れを軽減できると期待できます。
4つ目は、目の体操をすることです。
上下や左右に目を動かす、目を寄せる、目をぐるぐる回すなどの体操をすることで、目の筋肉が緩み、気分もリラックスできます。特に、遠くを見るときには目の筋肉が緩み、目の疲れを軽減する効果が期待できます。
5つ目は、ブルーライトカットをすることです。
目に負担がかかるブルーライトをカットすることも大切です。液晶ディスプレイにブルーライト低減フィルムを貼るなどの対策を早い段階から行い、予防することが重要です。