野球肩・野球肘｜流山東深井接骨院

野球肩や野球肘の症状が少しでも出た場合は、早めに施術を受けることをおすすめします。投げられるからといって痛みを我慢して投球を行うと、炎症が悪化し、将来的に手術が必要になったり、全力で投げられない状態になる可能性があります。また、日常生活にも支障をきたす場合があるため、少しでも違和感を感じたら早めに施術を行うことが重要です。

さらに、野球肩や野球肘を予防するためには、過度な投球を避けることや、正しいフォームを身につけることなど、肩や肘に負担がかからない工夫をすることも大切です。

野球肩や野球肘の症状は個人差がありますが、以下のような形で現れることが多いです。
野球肩では、肩の痛みや違和感、投球時の動作がスムーズに行えない、肩を上げたり回したりすると痛みを感じるといった症状があります。特に投球後に肩が重く感じられることもあります。

野球肘は、肘の内側または外側に痛みが生じるのが一般的です。また、肘を曲げ伸ばしする際に違和感がある、投球の力が出にくくなるなどの症状も現れることがあります。

これらの症状が進行すると、腰痛や肩こりを併発する場合もあります。症状が軽度のうちに施術や矯正を受けることが回復の鍵です。身体の異変が気になる場合は、早めに対処を検討することをおすすめします。

野球肩や野球肘の原因には、過度な練習やフォームの崩れが挙げられます。特にピッチングやスローイング動作を繰り返すことで、肩や肘に過度な負担がかかり、炎症や損傷を引き起こすことがあります。
また、柔軟性の不足や筋力のアンバランスも一因となり、動作中に腰痛や肩こりを伴うこともあります。
さらに、無理な動作を繰り返すことで姿勢が崩れ、体全体のバランスが乱れることも問題です。

当院では、姿勢やフォームの矯正を含めたアプローチで、根本的な改善を目指しています。適切なケアを取り入れることで、負担を軽減し、競技に安心して取り組むことが可能です。

野球肩・野球肘を放置すると、最終的には野球ができなくなり、日常生活にも支障をきたす可能性があります。特に野球肘では、肘関節の軟骨が損傷・離断することがあり、軟骨は基本的に再生できないため、重症化すると手術が必要になります。

手術では骨軟骨移植が行われ、膝など関節に負荷のかからない部位から骨を採取し、損傷部位に移植します。この場合、元通りに野球を再開できるまでに早くても半年程度かかります。
そのため、痛みが出た段階で早めに整形外科や接骨院で診てもらい、適切なケアを行うことが、満足のいくパフォーマンスを維持する上で非常に重要です。

当院の施術方法は大きく「物理療法」と「手技療法」の2つに分かれます。

物理療法では、EMS（電気刺激）を用いて筋肉を深部から動かし、炎症を抑えつつ緊張を緩和します。これにより、肩や肘への負担を軽減することができます。

手技療法では、腕の筋肉だけでなく、投球動作で重要な肩周りや太ももの筋肉もほぐしていきます。筋肉の硬さは投球動作を阻害し、痛みを誘発するため、痛みの程度に応じてストレッチを行い、柔軟性を高めます。また、上半身と下半身の連動がスムーズでないと肩や肘に過度な負担がかかるため、下半身の柔軟性改善も重視しています。これにより、筋肉の緊張を取り除き、早期回復を目指します。

野球肘・野球肩は、過度な投球によって発症することが多いため、投球量の調整が非常に重要です。1日の投球数は100球を超えないようにし、投げる力もセーブしながら練習を行うことが望ましいです。痛みがある場合は無理せず、4〜5割程度の投球で様子を見ながら調整します。また、痛みが強いときは患部のアイシングを行い、炎症が収まるまでは安静にすることが大切です。

再発予防のためには、投球動作で使用するインナーマッスルの強化が重要です。特に肩の回旋筋腱板や前腕の筋肉を鍛えることで、大きな筋肉の動きをサポートし、肩や肘への負担を軽減できます。チューブトレーニングなどを取り入れ、身体の土台を作ることが効果的です。

当院には野球経験のあるスタッフもおり、症状やフォームに応じた適切なアドバイスや施術が可能です。