骨盤の歪み


こんなお悩みはありませんか?
肩こり
腰痛
膝痛
など、身体的な症状はもちろん、
冷え性
便秘
むくみ
生理痛や生理不順
不眠
自律神経の乱れ
などの内側からの不調も骨盤の歪みからの症状として考えられます。
また、
下腹がぽっこり出ている
肩の高さ左右で違う
姿勢が悪く猫背
O脚やX脚
お尻が大きいなど見た目でわかるお悩み
椅子に座るときに足を組む、膝が無意識に開いてしまう
靴の外側の減りが早い、左右ですり減り方に差がある
代謝が悪く太りやすい
など、日常生活でのお悩みも骨盤の歪みに関係しています。
骨盤の歪みについてで知っておくべきこと
骨盤の歪みは、女性に多く見られる傾向があります。なぜ骨盤が歪みやすいのかというと、ハイヒールやピンヒールなどを履く機会が多いことが一因とされています。ヒールの高い靴を履くと、ふくらはぎの筋肉が硬くなりますが、バランスを取るために太ももの筋肉は緩みやすくなります。その太ももの筋肉に連動して、お腹周りの筋肉も緩み、結果的に骨盤を支えにくくなり、歪みが生じてしまうことがあります。
また、骨盤の近くに位置する子宮周辺の血行も悪くなりやすくなるため、生理痛や生理不順、尿漏れなどの不調に悩まされる可能性が高くなることもあります。さらに、産後の方や成長期のお子さまは、骨盤の歪みを整えやすい時期とも言われており、症状が重くなる前に一度、施術を受けていただくことをおすすめいたします。
症状の現れ方は?
骨盤の歪みがみられると姿勢が乱れやすくなり、猫背や反り腰の状態になりやすくなります。そのような姿勢を放置してしまうと、腰痛や肩こりなどの症状が現れることもあります。また、骨盤の歪みにより股関節や足回りにも影響を及ぼしやすく、歩行時に股関節がうまく動かせずにつまずきやすくなったり、階段の上り下りで膝関節に負担がかかる場合もあります。
さらに、つまずいた際に足首の捻挫や転倒による打撲、骨折などを引き起こす可能性も考えられます。症状には個人差がありますが、骨盤の歪みによって姿勢が乱れ、首周辺の関節にまで影響が及ぶと、頭痛や眼精疲労、神経痛などの症状が出ることもあります。
骨盤の歪みには左右の歪みや前後の歪みなど、さまざまなパターンがあるため、少しでも不調を感じたり違和感がある場合は、早めに施術を受けることをおすすめいたします。
その他の原因は?
骨盤の歪みの原因はいくつかあります。一般的な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
1. 過度な運動やスポーツ
特定の運動やスポーツ(たとえば、ランニングやバスケットボール)が骨盤に負担をかける場合があります。
2. 姿勢の悪さ
長時間同じ姿勢で座ることや、正しい姿勢を保てないことが骨盤の歪みを引き起こすことがあります。
3. 怪我
骨盤に直接的な怪我を負った場合、その後の回復が適切でないと骨盤が歪んでしまうことがあります。
4. 成長期
特に思春期には骨盤が成長に伴って変化するため、歪みが生じやすくなることがあります。
5. 筋肉の不均衡
特定の筋肉が強く、他の筋肉が弱い場合、骨盤の位置やバランスが崩れることがあります。
骨盤の歪みについて不安がある場合は、一度ご相談いただけますと幸いです。
骨盤の歪みを放置するとどうなる?
骨盤の歪みは、体のバランスを崩し、さまざまな不調を引き起こす原因となります。放置しておくと、骨盤の歪みは進行し、腰痛や肩こり、膝の痛みなどの慢性的な不調を引き起こす可能性があるほか、姿勢の悪化や日常生活に支障をきたすこともあります。
当院では、骨盤の歪みに対して専門的な施術を行っておりますが、早期に対応しない場合は症状が悪化することもあるため、放置せずに施術を受けることが大切です。
骨盤の歪みを放置すると、症状は次第に進行することがあります。初期段階では軽い痛みや違和感で済んでいたとしても、時間の経過とともに慢性的な不調が生じ、日常生活に支障をきたす可能性があります。たとえば、腰の不調が強くなることで長時間座っていることが難しくなったり、立っていることが辛くなったりする場合があります。
また、姿勢の悪化が進行すると見た目の問題だけでなく、体全体のバランスが崩れ、筋肉の使い方に偏りが出てくることもあります。
さらに、骨盤の歪みを放置することで関節に過度な負担がかかり、変形性膝関節症や腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などの深刻な疾患を引き起こす可能性もあります。このような場合には、外科的な対応が必要となることもあるため、早めの対応が大切です。
当院の施術方法について
①骨盤矯正(全身矯正)
矯正施術を用いて、骨盤の歪みにアプローチします。
まずは骨盤の歪みの主な原因である筋肉の緊張を和らげるために、背部全体の筋肉の緊張を柔整マッサージで緩めていきます。筋肉の緊張が強いまま矯正施術を行うと、施術の効果が期待しにくく、筋肉の力によってすぐに元の状態に戻ってしまう可能性があります。
柔整マッサージで筋肉を緩めた後、温熱施術を加えることでさらにリラックスを促し、その状態で矯正施術を行うため、身体への負担が少なく、施術の効果が持続しやすくなります。
骨盤は身体の土台であるため、骨盤が歪んでいると、背骨も同様に歪んでいることが多いです。当院では、脚や肩の位置も含めた全身のバランスの軽減が期待できる全身骨格矯正を行っており、多くの患者様にご利用いただいている人気の施術メニューとなっています。
全身のバランスを整え、継続的に施術を受けていただくことで、お身体の不調が軽減し、健やかな状態の維持が期待できます。
②筋膜ストレッチ
普段あまり使わない筋肉を伸ばすことで、骨盤の歪みにアプローチしていきます。筋肉の硬さが緩和されることで、動きやすさの向上が期待できます。
③骨盤剥がし
まずは重心を安定させるため、正しい位置での重心チェックを行います。その後、骨盤にズレが見られる部分へ施術を行い、正しい位置へ導いていきます。
改善していく上でのポイント
骨盤の歪みを軽減していくためには、日常的にストレッチを取り入れることが大切です。まず、正しい位置で身体を使わなければ、骨盤は歪みやすくなります。そのため、最初に正しい位置を知ることが重要です。
⭐︎姿勢よく座るためのポイント
●体はひねらず、正面を向く
まずは、正面を向いて座るよう意識しましょう。足を組んだり、足を一方に投げ出して床に座る「横座り」などの姿勢は、身体がねじれ、骨盤の歪みにつながりやすくなります。椅子に座るときも、床に座るときも、足を揃えてまっすぐ前を向いて座るようにしましょう。
●骨盤を立てる
骨盤が前にも後ろにも傾かず、水平を保っている状態が「骨盤が立っている状態」です。座る際にはこの状態を意識すると、骨盤の歪みが生じにくくなります。椅子には深く腰掛けてお尻を背もたれにつけ、そのまま上体を起こしましょう。
背もたれに強くもたれかかるとお尻が前にずれてしまい、骨盤が後ろに傾きやすくなります。また、背中を反らせすぎると骨盤が前に傾きます。背中は、背もたれに軽く沿わせる程度に保つのが理想です。
⭐︎骨盤をほぐすエクササイズ
●腰回し
足を肩幅に開いて立ち、手は腰に当てます。そのまま、フラフープを回すようなイメージで腰をグルグルと回します。膝が曲がってしまうと効果が期待しにくくなるため、姿勢に注意しましょう。
●お尻歩き
床に座り、両足を前に伸ばして長座の姿勢をとります。両手は肩を抱きかかえるようにし、そのままお尻を使って前に進みます。部屋の隅まで来たら、今度はお尻を使って後ろに戻ります。
●脚倒し
仰向けになり、両膝を揃えて約90度の角度に立てます。手のひらは床につけ、両膝を揃えたまま左側にひねって静かに足を倒します。その際、上半身が動かないよう注意しましょう。そのまま20秒ほどキープし、逆側も同様に行います。