悩みタイトル

産後腰痛 について

産後腰痛とは?

出産の約1年以内に発症することがあります。胎児がいたスペースが開いたままの状態では、骨盤が安定せず不良のまま育児が始まることになります。そのため、放置すると慢性腰痛に繋がる可能性があるため、注意が必要です。

さらに、生活リズムが不規則になりがちで、多くのママさんは十分な睡眠時間が取れなくなります。その結果、自律神経の不調と相まって、症状が増強される要因にもなります。

~産後腰痛チェックリスト~

⬜︎出産後に体型が変わった
⬜︎肩・腰が痛く、赤ちゃんを抱っこするのがつらい
⬜︎骨盤のズレを感じている
⬜︎骨盤や股関節周りに痛みがある
⬜︎産後から尿漏れするようになった

1つでも当てはまると危険信号なので、お早めにご相談ください。

産後腰痛の根本原因は?

産後腰痛の根本的な原因は、出産によって姿勢の土台となる骨盤が乱れることがほとんどです。出産後は骨盤が前に倒れ、反り腰の姿勢が強くなります。そのまま骨盤が前方へ傾いた状態が続くと、肩や腰、背中の筋肉で身体を支えようとするため、腰痛や肩こりに繋がってしまいます。また、骨盤が開いたままだと股関節に痛みが生じたり、周辺の筋肉に負荷がかかりやすくなり、不調が出やすくなります。

育児や家事をしながらの体調管理はセルフケアだけでは難しいと感じる方も多いため、私たち柔道整復師や鍼灸師に一度ご相談ください。

こんなお悩みはありませんか?

産後腰痛画像01

腰が重だるくなる
寝転ぶと腰が痛む
痛みで夜中に何度も目が覚める
痛くて寝返りができない
子供の抱っこで腰痛が悪化している
体型が変わった
骨盤のズレを感じる
股関節周りに痛みを感じる
産後から尿漏れするようになった

産後腰痛に対する当院の考え

産後腰痛は、出産後に多くの方が経験する症状です。腰痛といっても一般的な腰痛とは異なり、産後腰痛は骨盤自体の痛みを訴えることが特徴です。

当院では、産後の骨盤矯正をおすすめしています。出産後は骨盤が緩く、歪みが強くなることがあります。この状態を放置すると、骨盤が歪んだまま固まってしまうことがあります。そのため、矯正施術で正しい位置に戻すことが最善です。骨盤が緩んでいるため、妊娠前よりも良い状態に戻しやすい施術でもありますので、少しでも早く取りかかることが重要です。

産後腰痛はなぜ起こるのか?

産後腰痛の主な原因として、仙腸関節による影響が大きいとされています。仙腸関節とは、骨盤にある関節のひとつです。妊娠中にお腹が大きくなると、骨盤は赤ちゃんを支えるために開いていきます。骨盤が開いた状態が続くと仙腸関節への負担が大きくなり、炎症が起こることで腰痛が発症します。

産後のママさんは、ホルモンの影響で関節が緩みやすくなります。そのため、抱っこや座りっぱなし、動作の開始時に痛みが出やすくなります。このような状況が続くと、産後腰痛が慢性腰痛へと進行することがあります。

産後腰痛を放っておくとどうなるのか?

産後腰痛画像02

産後の骨盤の歪みを放置しておくと、様々な症状が表れる可能性があります。

骨盤が本来の位置からずれることで、骨盤に付着している筋肉に負担がかかり、腰痛や股関節痛、お尻の痛み、太ももの痛みなどが発生することがあります。また、痛みだけでなく、産前と比べてウエストが大きくなり、産前のズボンやパンツが履きにくくなることがあります。鏡で自分の骨盤を見ると、左右で高さが違ってしまうこともあります。

他にも、骨盤から下の症状として、下半身太りや代謝の低下による強いむくみ、足の重だるさ、くしゃみなどの軽い衝撃での尿漏れなども起こることがあります。

産後腰痛に効果的な当院の施術メニューは?

当院の『産後骨盤矯正』は、捻れたり硬くなってしまっている筋肉を正しい状態に戻すストレッチのような手技と、骨格の歪みに直接アプローチする手技を組み合わせています。力を無理に加えることはなく、リラックスして気持ちよく受けていただけます。

骨盤をしっかり締めるのはもちろん、骨盤に大きく付着しているお尻の筋肉である中殿筋を伸ばしたり、お腹の横から骨盤に付着する筋肉である側腹筋を伸ばしたりなど、気になる骨盤周りにしっかりアプローチします。また、骨盤だけでなく、肩の内巻きや猫背にも対応するため、背骨や肩甲骨周りの調整も行います。

その施術を受けるとどう楽になるの?

産後腰痛画像03

妊娠中はお腹が重くなることで反り腰になり、骨盤が前傾し、出産時に骨盤を開きやすくするために靭帯が緩んでしまいます。そのため、産後の骨盤は歪んだ状態になります。骨盤を正しい位置に矯正することで、歪みからくる腰痛などの軽減が期待できます。

また、骨盤が歪んでいると内臓が元の位置より下に落ち、代謝も低下するため、痩せにくくなります。産後骨盤矯正は骨盤の歪みを軽減することで内臓を元の位置に戻し、周囲の筋肉が動くようになることで代謝が上がります。その結果、代謝が上がり痩せやすくなるため、出産前の体重に戻りやすくなります。

産後腰痛を軽減するために必要な施術頻度は?

紹介イメージ

産後の腰痛を軽減するために必要な施術の頻度についてご案内します。

産後は骨盤がずれやすく、間違った歪みのまま生活してしまうと、それに伴って筋肉も歪んでしまい、身体に大きな負担がかかることがあります。しかし、骨盤が動きやすい時期でもあるため、裏を返すと矯正するには良い条件と言えます。

産後の矯正を行っている場合は、週に3~4回の施術を受けていただくと、より良い効果が期待できます。歪みを軽減し、良い状態の癖をつけることが重要ですので、毎日施術を受けていただいても問題ありません。