足底腱膜炎
-
運動後に痛みが出る。
→ふくらはぎやアキレス腱、足の裏を手入れしないと筋肉が硬くなり、痛みが出やすさかなってしまう。
扁平足で痛みが出る。
→扁平足はアーチが低いため足の裏にストレスがかかりやすい。なので痛みが出やすくなってしまう。
足の裏が突っ張る感じがある。
→足裏の筋肉の柔軟性が低下したり筋力も低下するのでつっぱり感を感じる。
歩くと踵周辺に痛みや違和感を感じる。
→ふくらはぎやアキレス腱が硬くなってしまうと踵を引き上げる力が上手く働かず弱くなる為、足底筋膜に負担をかけやすくなってしまい、違和感・傷みを感じる。
足の裏に負担がかかると痛みが強く出る。
→長時間の立ち仕事や運動などによっての疲労が蓄積し、足の裏に負担がかかり、痛みが出てしまいます。 -
足底腱膜炎に対する当院の考え
足底腱膜は足底の土踏まずを保持し、歩行やランニングによる衝撃を吸収する役割があり、その力を吸収して蹴り出しのエネルギーに変える作用があります。そのため足底腱膜の働きが悪くなると、蹴り出しの力が弱くなったり、クッション作用が無くなって足に負担が掛かってしまいます。
特にランニングやジャンプ動作などで、荷重による衝撃と強く引っ張られる力の両方が繰り返されると、足底腱膜に大きな負荷が生じて炎症が起こりやすくなります。足底腱膜炎を誘発する要因として、スポーツによるオーバーユースや長時間の歩行や立ち仕事、足の筋力不足、柔軟性の低下、扁平足や外反母趾などが考えられます。特に外反母趾は、足底腱膜炎と同じく、足のアーチ構造の崩れによって痛みが出ます。縦アーチが崩れる足底腱膜炎に対して、外反母趾では横アーチが崩れてしまっている状態ですので、外反母趾で横アーチを保持できなくなると、縦アーチにも影響が出てしまいます。この原因でも足底腱膜炎を併発してしまう場合があります。 なので外反母趾がある方はそちらも治していかなければなりません。 -
足底腱膜炎を放っておくとどうなるのか
まず足底筋膜炎はそのまま放っておいてもなかなか治りにくいものです。しっかり治療を行わないと難治性足底筋膜炎になる可能性があります。難治性の場合、1年以上もしくは数年に渡って痛みが続く場合があります。またかかとの骨に骨棘(こつきょく)と呼ばれる棘のようなものができて痛みが増したり保存療法などでは完治しなくなってしまいます。
骨棘ができてしまった場合、手術療法などが必要になってきてしまします。
このように長く苦しむことにならないように日々の生活での予防や早期の段階での治療や対策が大切になってきます。 -
足底腱膜炎の改善方法
足底筋膜炎は特に安静が基本になります。まずは安静を心がけ、症状が落ち着くまでは、長時間の立ちっぱなしや、運動などは控えて一時お休みすることが必要になります。
足底筋膜炎になる原因として、筋肉の柔軟性が低下していると痛めてしまいます。特に下腿後面の硬さが影響します。なので筋肉の柔軟性を高めていく治療が必要になります。
また電気治療があります。電気治療によって痛みの原因となっている筋肉に直接刺激を与えることで治療期間をより短く早く終わらせことができます。
必要に応じて、テーピングをして患部の負担を減らしていく場合もあります。 -
足底腱膜炎の改善に効果的な当院の施術メニューは?
足底腱膜のに対しての当院の治療メニューとしてEMSが挙げられます。EMSによる電気の刺激で筋肉を収縮させる筋ポンプ作用により血液の循環を促し、損傷した筋組織の回復を早めると同時に痛みを発生させている物質や老廃物を押し流して痛みを緩和する効果が期待できます。また、人体にはもともと流れている生体電流と似た微弱な電気が流れており、その特性を利用して傷ついた組織の修復を早めて、損傷した部位の治癒を促進する効果が今日できます。これらはスポーツによる痛みの治療に対する効果が高く、スポーツ界ではよく使用されています。特徴として電流は極めて弱く、電気特有のビリビリした感覚はほとんどないため、スポーツ障害での急性期、慢性期の両方の治療に使用されています。
-
その施術を受けるとどう楽になるのか
EMS治療を受けることによって下腿部の筋肉や足底の筋肉に直接アプローチができますので筋肉がしっかりとほぐすことができ、筋肉の柔軟性をとり戻すことができます。
柔軟性が本来の柔らかさに戻れば、下腿部や足底のアーチに負担が、かかりにくくなる為、長時間の立ち仕事やウォーキングをしても痛みが出にくい足づくりをする事ができます。当院のEMS電気治療は手技治療じゃ届かない、奥深くの固まってしまった筋肉をほぐす事ができますので足底の負担を減らすことができ、痛みの改善と予防をすることができます。 -
改善するための治療頻度はどのくらいか
足底筋膜炎は足の使い過ぎ(オーバーユース)やスポーツ、立ち仕事などで足の裏に負担が掛かりやすい方に多く見られます。
もちろんスポーツや立ち仕事をしていない、一般の方々にもみられ、特に中高年の方に多くみられます。腱の付着部が何度も引っ張られ、その力学的ストレスにより痛めます。年を重ねていくたびに筋力や回復力が低下していく為、治す事に時間がかかってしまいます。なので根本的に治療をしていくとなれば3ヶ月〜4ヶ月の期間でペースは週に3〜4回をお勧めします。