肩の痛み・肩こり
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美容室に行って首肩周りをマッサージされた時『すごい硬いですね』と、言われた経験はありませんか。
肩の筋肉が硬くなっている方はとても多いのですが、自覚がある方と、自覚が無い方がいます。
自覚がある方は、辛い時に治療院に行く事も出来ますが、自覚が無い方は無症状の為、突然怪我や激しい痛みが発生し『いつもと同じ事をしていて、特に変わったことしていないのに痛くなった』と言い、整骨院にいらっしゃる方が多いです。
肩こりは、首肩周りの筋肉が硬くなっている為、さらに様々な症状を引き起こす原因にもなります。特に多いのが、頭痛・肩の痛み・背中の痛み・背中のハリ感・首のハリ感・寝違え・腕が上がらなくなる・・・などです。
肩関節周囲の筋肉は、首や腕や背中と関わりがあり、肩以外の身体の部分にも負担がかかり、辛さや痛みを引き起こします。 -
肩こりに対する当院の考え
筋肉が硬くなってしまう原因のひとつとして、血液循環の悪化が挙げられます。血液循環が悪いと、怪我をしたり病気になりやくなります。
筋肉に流れる血液の循環を悪くする原因として、特に多いのが、『姿勢不良』です。
正しい姿勢で生活することで、より血液が流れやすく、筋肉や関節の負担も最小限になり、痛みの出づらい身体になります。
血液循環の悪い筋肉では、疲れやすく、正しい姿勢で身体を支えることも難しくなり、姿勢不良(普段の楽な姿勢と言われる)になり筋肉や関節に負担をかけ、より血流が悪くなり筋肉は硬くなるという、悪循環(負のループ)に陥ります。
肩こりが抜けない方は、まずこの負のループを断ち切る必要があります。
整骨院で施術することも効果的ですが、ご自身が普段から意識して良い姿勢を保つことも、とても大事になります。 -
肩こりを放っておくとどうなるのか
筋肉は、身体の骨にくっついています。そして、しなやかに伸び・縮みをすることで、身体が動くのです。
という事は・・・
そんな筋肉が硬くなってしまうと、硬い=しなやかに伸び・縮みしない、
という事になります。その結果、身体が動かなくなっていきます。
上の荷物を取ろうとしても腕が上がらなかったり、より屈まないと髪の毛を洗えなくなったり、車の運転で後ろに振り向きづらくなったり、あまり伸縮性がない服を着る時につらかったり、後ろの荷物を取ろうしても腕がまわりづらくなったり、可動域(動かせる範囲)が、どんどん狭くなっていきます。
その状態で、無理に生活したり、更に負担がかかり続けると、痛みや、痺れなどの神経症状が発生しやすくなります。
先程お話しした、肩以外の身体の関連部位でも症状が出やすくなってきます。
特に猫背の方は、肩や背中関連の筋肉が硬くなりやすく、肩が内側に入る内方肩の為、胸を圧迫し、知らないうちに日常生活の呼吸が浅くなっている事もあります。 -
肩こりの改善方法
負のループを断ち切る事が、肩こり改善のスタートとなります。
◯筋肉の硬さ→姿勢不良・血流不良・筋疲労・冷えなどが原因の一部です。
・正しい姿勢を意識し、筋肉や関節への負担を最小限にする。
・血流をよくし、健康でしなやかな筋肉にしていく。
・筋疲労をため込まず、定期的に身体のケアをする。
・冷えの原因を探し、場合によっては体質改善も考える。自分の筋肉の硬さは、何からきているのか、いくつかあてはまる方もいらっしゃると思いますが、その中でも大きな原因になっているものに対して施術をする事で、より効果がでてきます。
まず、自分のお身体の状態を知る事が大切です。
日頃の『食事』『睡眠』『運動』を、どんな風におこなっているか、自分観察をしていくと、これが原因かもしれないという内容が思い浮かんでくることもあります。
ただそれを、どう改善すればいいのかわからない・・・そんな方は、整骨院のスタッフに相談して下さい。整骨院内での施術だけではなく、日常生活での患者様へのアドバイスや提案など、お伝えさせて頂きます。 -
肩こりにはどんな施術メニューがおすすめですか?
当院に通院して頂いてる患者様に特に人気のメニューは、『姿勢矯正治療』です。
筋肉の硬さの原因である姿勢不良を、正しい姿勢に戻します。「ご自身の良いと思う姿勢をとってください」と言うと、ほとんどの方が姿勢不良の状態で身体が固まっており、正しい姿勢をとることが出来ません。正しい姿勢に自力で動かせるだけの可動域を広げ、柔軟性をつける、そしてその状態をキープできる筋力をつけていくと、更によいでしょう。
ただ、矯正治療をしたくても、硬くなりすぎて動かす事ができない、痛みが強すぎて動かす事ができないような状態の方は、無理に矯正治療をせずに、電気治療や鍼治療を用いることもあります。
他にも、ピンポイントに動きを邪魔する原因があれば、それに対して様々な治療メニューがあり、患者様お一人おひとりの症状やニーズに合わせて、ご提案させて頂きます。 -
改善するための治療頻度は?
矯正治療は、毎日やっても大丈夫なんですか?
という質問を頂く事も多いですが・・・・毎日やっても大丈夫です!!
姿勢不良は、一回の施術だけでは治りません。
施術した直後は良くても、その状態でずっとキープすることが難しいからです。
くり返し行う事で、効果がより持続できるようになります。
より早く改善をしたい方は、週に3回以上のペースでの施術をおすすめしています。どうしても来院間隔が空いてしまうとお悩みの方は、整骨院スタッフにご相談下さい。
そんな患者様に対してのご提案もさせて頂きます! -
肩こり関連でよくある質問と回答
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皆さんこんにちは!流山東深井接骨院です。今回は肩こりと坐骨神経痛についてよく聞かれることを書きますね。まず肩こりで多い質問一つ目は、
Q. 肩甲骨周りが硬くなる原因は何ですか?
A. 大きく原因は2つあります。日常生活やスポーツ等をして起こる使いすぎによる筋肉疲労からくる硬さ。もう1つは内包肩や猫背等の不良姿勢からくる硬さです。日常生活を送る中で筋肉を使わずに生活している人は少ないと思います。必ずしも立ちあがったり、物を持ったり、ドアを開けたりとこれかの動きは筋肉を使わずに行う事は難しいです。そこで毎日使っていると筋肉も疲れてしまいそこで硬くなっていき痛みに繋がります。もう1つの内包肩や猫背では普段とっている姿勢で常に筋肉に使っている状態になってしまい、筋肉は持久力、体力が無いので、そこで筋肉がパンパンに張って硬くなってしまいます。その状態が続くと肩凝りに繋がってしまい常に硬さを感じるようになります。筋肉が硬いままだといい事はあまりありません。肩の筋肉がかたくなる事で、肩甲骨の可動性を無くしてしまう場合があります。そうすると五十肩などの症状にも繋がっていきます。 -
2つ目は
Q. 肩こりは治るの?
A. 結果から言うと治せます。何を治せば肩こりにならないのかを見つけてそこを改善すれば肩こりにはなりません。例えば、肩の内巻きが強い人はその内巻きになっている筋肉をほぐすのと内巻きになっている骨格を正しい位置に戻す必要があります。筋肉は自分で出来るケアだとストレッチなどがありますが、骨格を直すのはセルフケアだけでは難しいところもあります。そこで有効な施術が骨格矯正です。骨格矯正を受けることで根本から歪みを正していくので、そこで自宅でセルフケアとしてストレッチができるとなお効果的になります。 -
3つ目は
Q. 肩がこると冷え性になりますか?
A. なる場合があります。全部が全部肩こりから冷え性が来ているかと言うとそう言うわけではないのです。病的な場合もあります。血行障害なども手先が冷たくなる症状がありますので、痛みが伴う場合は病院への受診をお勧めします。傷みを伴わない冷え性の場合は筋肉の硬さから血管を細くしてしまい、血液循環がしっかりと行われない状態になってしまいます。そうならない為にもしっかりとほぐす必要があります。ほぐすに特化すると鍼がお勧めです。鍼では指圧では届かない奥深くまで刺激が入ってくれるのでより筋肉が緩んでくれます。一度受けてみて体感してみてください。
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